安心安全情報

住宅用火災警報器を設置しましょう

住宅用火災警報器とは?

  • 火災による煙や熱に反応して、音や音声により警報を発して火災の発生を知らせてくれる機器です。
  • 電池式の場合、ネジで止める方法なので、ドライバー1本で取り付けることができます。

なぜ設置が必要なのか?

  • 建物火災による死者の8割(放火自殺者等を除く)は住宅で発生しています。
    また、住宅火災の死者の約半数が逃げ遅れによるものです。
  • 火災の早期発見によって逃げ遅れを防ぎ、大切な命を守るために必ず取り付けましょう。

住宅用火災警報器の種類について

  • 簡単に取り付けられる、電池式のものがあります。
    「煙感知器」:煙を感知したときに音声や警報音が出て知らせます(寝室・階段等)
    「熱感知器」:熱を感知したときに音声や警報音が出て知らせます(台所等)
  • ワイヤレス連動型もあります。
    対応した複数の感知器を設置しておき、1個が感知すると他の感知器も鳴ります。
  • 日本消防検定協会検定合格品(検定マーク付)を設置してください。

(自動火災報知設備やスプリンクラー設備等が設置されているときは、住宅用火災警報器の設置の必要はありません。)

維持管理について

電池式の住宅用火災警報器の電池寿命は製品によって異なりますが、最長で10年程度とされています。日々の点検を実施し、10年を目安に交換をおすすめします。

どこで買えるのか

近くの電気屋さん・大手電器店・ホームセンター等で販売しています。

注意していただくこと

住宅用火災警報器や消火器の強引で高額な訪問販売などの問題が発生していますので、ご注意ください。

住宅用火災警報器の設置率(令和5年6月1日現在)

三観広域消防管内 73.6%(全国 84.3% 香川県 77.3%)

取り付ける場所・取り付ける位置

令和4年中に発生した住宅火災(併用住宅含む)8件中、4件は住宅用火災警報器が設置されており、設置されていた住宅から逃げ遅れによる死者の発生はありませんでした。

最近の奏功事例(令和4年12月 観音寺市)

遠方より法要のため実家に帰省していた住民は、実家の和室に設置してあった電気灯ろうを17時に点灯させ、19時頃から廊下を挟んだ隣の居室で就寝した。

20時30分頃、和室の住宅用火災警報器の警報音に気づき、和室に行くと祭壇から1m程度の炎があがっていたので、水道水をバケツに汲んで消火に成功した。

関連リンク

総務省消防庁(外部サイトへリンク)

一般社団法人 日本火災報知機工業会(外部サイトへリンク)